今回は最後の母音「e」の発音方法の解説です。
これまで他の母音の説明で「アルファベットどおりに発音する方法」と「それ以外」、という形で解説してきましたが、今回の「e」はそれ以外の発音が母音「a」の発音と少し違いはあるものの、ほとんど同じです。
一緒に練習ができるものになってるので是非併せて確認してください!
発音のしかたは大きく分けて3種類
「e」の発音は大きく分けて3種類+例外という形で分けられます。
さっそく見ていきましょう。
アルファベットの読み方でそのまま読む
「e」をアルファベットどおりに発音すると「イー」ですね。
これは英語でもカタカナ英語でも全く一緒です。微妙な違いもありません。
念のため、単語別でいくつか例を挙げておきます。
英語の発音 | カタカナ英語の発音 | |
be | ビー | ビー |
he | ヒー | ヒー |
She | シー | シー |
me | ミー | ミー |
上記のとおり、そのまま今までどおりの発音の仕方でOKです。簡単ですね!
【要練習】「エ+ア」と読む「a」との違いは?
「a」の発音に続き、英語の母音の中でも一番難しい発音です。
こちらは「エ」と「ア」の中間の「ェア」と発音します。
「あれ、「a」と一緒?」と思うかもしれませんが、「a」は「ェアー」と伸ばすのに対して「e」は「ェア」と伸ばしません。
カタカナでの表現が難しいので、違いが分かるように実際の声を録音してみました。
「e」は「end」、「a」は「and」と続けて発音しています。
いかがでしょうか?
母音自体の発音は同じなものの、伸ばすか伸ばさないかの違いで大きく変わってくるのが分かるかと思います。
それでは実際の単語を例に見ていきましょう。
英語の発音 | カタカナ英語の発音 | |
end | ェアンd | エンド |
Send | セァンd | センド |
Bend | ベァンd | ベンド |
Ten | テェァン | テン |
Pen | ペァン | ペン |
Egg | エァッグ | エッグ |
「a」の発音で挙げた単語と近いものは揃えてみましたが、違いがはっきり分かるかと思います。
これらの発音は少し練習が必要なのでコツを掴むまで少し時間がかかると思います。
練習の方法は「a」の時と一緒で、「ェ」と「ア」を最初は分けて発音して、徐々にそれぞれの距離を近づけていって、最終的に「エ」と「ア」がくっつくようにイメージする方法が一番良いと思います。
「エ」と発音するパターン
次は「エ」と発音するパターンですが、カタカナ英語で「エ」と発音してるものがそのまま当てはまるわけではないので詳しく見ていきましょう。
英語の発音 | カタカナ英語の発音 | |
English | エングレッシ | イングリッシュ |
Open | オゥペン | オープン |
このように、カタカナ英語の場合は違う母音になってるものが多いです。
まとめ
以上、英語の母音「e」の発音方法でした。
最後にポイントをまとめると、
ポイント
- アルファベットどおり「イー」と発音。カタカナ英語と一緒
- 「エ+ア」と読む。「a」の時との違いは伸ばさない事
- 「エ」と読む。カタカナ英語の場合は逆に「エ」ではないので注意
他の母音共通ですが、これら以外でも色々例外等はあります。
ただ、まずは上記をマスターすれば今まで間違って発音してた方法もかなり改善され、ネイティブに伝わるものになるはずです。
是非これらを踏まえて自分の耳で実際に色々な英語を聞いてみて、今までの発音との違いを実感してください!